【レビュー】MUSON トランスミッター MK1 受信機+送信機
一台二役!受信機+送信機のトランスミッター
イヤホンで有名なSoundPEATSの新しいブランド「MUSON」のトランスミッターです。本機を使うことで、簡単にワイヤレス化ができます。ワイヤレスというのはBluetoothによる接続のことです。さらにこちらのトランスミッターは受信機としても送信機としても使用できるため、様々な使い方が可能です。
早速開封!コンパクトで軽量な本体
パッケージには日本語表記で商品説明などが書いてありわかりやすいです。
開封すると本体が出てきます。箱の中に付属品が入っています。
付属品は充電用microUSBケーブル、オーディオケーブル、そして日本語説明書です。
本体は約14gと軽量で、大きさも約5cmとかなりの小型です。
そのため、イヤホンに接続しても、またテレビなどに接続しても邪魔にならず持ち運びもしやすいです。また、本体はマットな素材のため指紋が目立ちにくく、扱いやすいところも特徴です。
本体正面には電源ボタンのみのシンプルなデザインです。操作性もよく、初心者でもわかりやすい構造です。
側面にはRX/TX切り替えスイッチがあります。使用説明で後述しますが、RXは受信機モード、TXは送信機モードとして使用する場合に切り替える必要があります。
本体側面には3.5mmオーディオジャック、LEDランプ、microUSBポートがあります。
早速使ってみよう!
電源ボタンを長押しすることで、青色LEDランプが点滅し電源がONになります。電源を切る場合も長押しで、その際は赤色LEDランプが点灯してOFFになります。
電源ボタンはMFB(多機能)ボタンとしても機能し、電源ON中に長押しすることで、ペアリングモードになり他のデバイスと接続することができます。
送信機(TX)モードで使用してみる
まずは送信機として使用してみます。
例えば、テレビのオーディオ端子と本機を接続します。すると、Bluetoothイヤホンやヘッドホンなどでテレビの音声を聞くことが可能になります。通常だと有線のイヤホンやヘッドホンを直接テレビに接続しなければいけないのですが、それをワイヤレス化することができます。
受信機(RX)モードで使用してみる
続いて、受信機として使用してみます。
例えば、有線イヤホンなど無線接続(Bluetooth)に対応していない機器と本機を接続します。すると、PCやスマホなどとワイヤレスで音楽などを楽しむことができるようになります。イヤホン自体をワイヤレス対応のものにしなくても、ワイヤレス化できるようになります。
その他の特徴など
まず、2台のデバイスと同時接続することができます。受信機モードでも送信機モードでも2台同時接続が可能です。
また、充電しながら使用することが可能です。他の製品だと充電中の使用は制限している仕様が多いのですが、こちらの製品は公式に認めています。これならば車内での仕様など、幅広い場面で安心して使用できます。
連続転送時間は約6時間まで、また充電時間も約1.5時間となっています。
総評
小型で軽量でどのような環境でも問題なく使用できるトランスミッターだと思います。特に充電中の使用を認めているのは安心感もあり、かなり使いやすい機種だと思いました。受信機としても送信機としても使用できるところも忘れてはいけない特徴です。
ワイヤレスで接続しても音質、ノイズなどは十分問題ない範囲でしたので、極端に干渉するような状況でなければ全く問題ありません。
保証もありMUSONブランドで信頼があるメーカーなので、長く使う面でも無名メーカーよりこちらを素直におすすめします。
一つ気になるのはオーディオケーブルで、もう少し長めのものを付属してくれれば良かったです。ただ長いオーディオケーブルはいくらでも購入できますし、逆に短めのほうが手に入りにくい気もするので、そこまで問題ではありません。